正答3
解説
正解は3です。
悪性症候群は、抗精神病薬の開始や増量、抗Parkinson病薬の急な中止などをきっかけに起こる重い副作用です。
高熱、筋強剛(筋のこわばり)、意識障害、頻脈・発汗・血圧の変動などの自律神経症状が主な症状です。
検査では、血清CK(クレアチンキナーゼ)の上昇や白血球の増加がみられます。
【選択肢別解説】
1:× 悪性症候群では、筋は弛緩するのではなく強く硬直します(筋強剛)。
筋の崩壊により血清CKが上昇し、ミオグロビン尿がみられることもあります。
2:× 高血糖は、悪性症候群の主な症状ではありません。
3:○ 高熱は悪性症候群の最も重要な症状の一つです。
解熱薬が効きにくく、放置すると命に関わります。
4:× 悪性症候群では、自律神経症状として徐脈ではなく頻脈がみられます。
5:× 悪性症候群では、白血球は減少ではなく増加します。
【ポイント】
悪性症候群は、高熱・筋強剛・意識障害・自律神経症状・CKの上昇が特徴です。
疑ったときは原因となった薬を中止し、体の冷却と輸液、ダントロレンの投与などで治療します。