正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
作業療法と精神医療の歴史上の人物と、その業績の組み合わせを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 感覚統合療法を提唱したのは、Adolf Meyerではなく、作業療法士のA. Jean Ayresです。
Meyerは精神科医で、作業が持つ治療的意義を論じ、作業療法の理念の基礎を築いた人物です。
2:× 呉秀三は東京帝国大学の精神科教授で、欧州留学で学んだ作業による治療を日本に紹介しました。
精神病者の拘束廃止にも取り組んでおり、記述は正しいです。
3:× Philippe Pinelはフランスの精神科医で、18世紀末に精神病者を鎖から解放しました。
道徳療法の先駆けとされ、記述は正しいです。
4:× 理学療法士及び作業療法士法は昭和40年(1965年)に制定されました。
記述は正しいです。
5:× 自立生活(IL)運動は1960〜70年代に米国で始まった障害者の権利運動です。
障害者自身が生活のあり方を選ぶ自己決定権の尊重をもたらし、記述は正しいです。
【ポイント】
Ayres=感覚統合、Meyer=作業の哲学、Pinel=鎖からの解放、呉秀三=日本の精神医療改革と整理します。
日本の作業療法士の国家資格化は昭和40年です。