正答5
解説
正解は5です。
切断術の名称が、上肢と下肢のどちらの切断かを問う問題です。
Boyd、Syme、Pirogoff、Chopartは、いずれも足部や足関節の切断術の名称です。
【選択肢別解説】
1:× Boyd切断は、距骨を切除して踵骨を脛骨と癒合させる足関節部の切断です。
下肢の切断です。
2:× Syme切断は、足関節で離断して両果を切り落とし、踵の皮膚で断端を覆う切断です。
断端で体重を支えられるのが特徴の下肢切断です。
3:× Pirogoff切断は、踵骨の後方部分を残して脛骨と癒合させる足関節部の切断です。
下肢の切断です。
4:× Chopart切断は、横足根関節(距舟関節と踵立方関節)で離断する足部の切断です。
下肢の切断で、残った筋の作用により尖足変形を起こしやすいです。
5:○ フォークォーター切断は、肩甲骨と鎖骨を含めて上肢全体を切除する肩甲胸郭間切断です。
上肢切断の中で最も高位の切断です。
【ポイント】
上肢の高位切断は、高い順にフォークォーター切断、肩関節離断、上腕切断です。
足部の切断は、近位から順にSyme、Chopart、Lisfranc、中足骨切断と並べて覚えます。