正答2
解説
正解は2です。
脳性麻痺児の評価尺度について、何を評価するものかを区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:× PEDI(Pediatric Evaluation of Disability Inventory:リハビリテーションのための子どもの能力低下評価法)は、セルフケア・移動・社会的機能を評価します。
能力と介助量をみる日常生活の評価で、粗大運動能力の尺度ではありません。
2:○ GMFM(Gross Motor Function Measure:粗大運動能力尺度)は、脳性麻痺児の粗大運動能力を評価するための尺度です。
臥位・寝返りから歩行・走行・跳躍までの項目で、治療による変化を捉えられます。
3:× K-ABC(Kaufman Assessment Battery for Children)は、子どもの認知処理能力と習得度を測る知能検査です。
4:× WeeFIM(子どものための機能的自立度評価法)は、小児の日常生活の自立度を評価します。
運動項目を含みますが、粗大運動能力そのものの尺度ではありません。
5:× MACS(Manual Ability Classification System:手指操作能力分類システム)は、脳性麻痺児が日常で物を扱う上肢の能力を5段階に分類します。
粗大運動ではなく手指操作の分類です。
【ポイント】
脳性麻痺児の粗大運動は、評価がGMFM、重症度の分類がGMFCS(粗大運動能力分類システム)です。
上肢・手指操作の分類はMACSと区別して覚えます。