正答2
解説
正解は2です。
図は、検査者が乳児の口角付近を指で触れて探索反射を確かめている場面です。
探索反射(rooting reflex)は、口の周囲を刺激すると刺激された側へ頭を向け、口を開いて乳首を探す原始反射です。
【選択肢別解説】
1:× 探索反射は原始反射の一つで、生涯続くものではありません。
正しくは出生時からみられ、生後3〜6か月ごろに消失します。
2:○ 探索反射は哺乳のための反射なので、空腹時に出やすく、満腹時には出現しにくくなります。
反応の強さは覚醒状態や空腹度に左右されます。
3:× 生後2か月ごろに出現するのではありません。
正しくは胎生期後半から存在し、出生時にはすでに認められます。
4:× 口角を刺激して起こるのは頭部の回旋と開口であり、嚥下反射ではありません。
口の中に乳首が入ると吸啜反射が起こり、その後に嚥下が続きます。
5:× 探索反射では、頭部は刺激と反対側ではなく刺激された側へ回旋します。
正しくは刺激の方向へ顔を向けて口で探す反応です。
【ポイント】
探索反射・吸啜反射はいずれも哺乳反射で、空腹時に強く、満腹時に弱まります。
「刺激した側へ向く」「出生時からあり乳児期前半に消える」の2点を押さえましょう。