正答4
解説
正解は4です。
高齢者の主観的な幸福感やQOLを評価するために開発された尺度を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× CHART-J(Craig Handicap Assessment and Reporting Technique日本版)は、障害者の社会参加の程度(社会的不利)を評価する尺度です。
老年期に特化したものではありません。
2:× EuroQol(EQ-5D)は、年齢を問わず使える包括的な健康関連QOLの尺度です。
老年期のために開発されたものではありません。
3:× HUI(ヘルス・ユーティリティーズ・インデックス)は、健康状態を効用値として数値化する包括的な尺度です。
老年期に特化したものではありません。
4:○ PGCモラールスケール改訂版は、Lawtonが高齢者の主観的幸福感を測るために開発した尺度です。
「心理的動揺」「老いに対する態度」「孤独感・不満足感」の3因子17項目からなります。
5:× POMS(Profile of Mood States)は、緊張や抑うつ、怒りなど一時的な気分の状態を評価する尺度です。
老年期のQOL評価のための尺度ではありません。
【ポイント】
PGCはPhiladelphia Geriatric Centerの略で、名前のとおり高齢者を対象とした尺度です。
包括的QOL尺度(EQ-5D、SF-36など)と、対象を限定した尺度を区別して覚えましょう。