正答2
解説
正解は2です。
自律神経の多くは、交感神経と副交感神経の二重支配を受け、互いに反対の作用を示します。
副交感神経は、休息時に消化や排泄を進める方向に働きます。
【選択肢別解説】
1:× 立毛筋は副交感神経ではなく、交感神経の作用で収縮します。
立毛筋は交感神経だけの支配を受け、寒さや恐怖で鳥肌が立ちます。
2:○ 排尿筋は副交感神経の作用で収縮します。
骨盤神経(副交感神経)の興奮で膀胱の排尿筋が収縮し、尿を押し出します。
3:× 血管平滑筋は、主に交感神経の作用で収縮します。
多くの血管は交感神経だけの支配を受け、その興奮で収縮します。
4:× 瞳孔散大筋は交感神経の作用で収縮します。
交感神経が働くと散瞳が起こります。
副交感神経で収縮するのは瞳孔括約筋で、縮瞳を起こします。
5:× 内肛門括約筋は副交感神経の作用で弛緩します。
内肛門括約筋は交感神経で収縮し、排便時には副交感神経の働きでゆるみます。
【ポイント】
副交感神経が働くと、縮瞳、心拍数の低下、消化管運動の亢進、排尿筋の収縮が起こります。
交感神経だけの支配を受けるものとして、立毛筋、汗腺、多くの血管を覚えておきます。