正答2
解説
正解は2です。
悪性腫瘍の細胞は、正常細胞と比べて形や性質が大きく異なり、これを異型性といいます。
増殖の速さ、分化の程度、染色体や核の状態がどう変わるかを考えます。
【選択肢別解説】
1:× 悪性腫瘍細胞の増殖は遅くなく、速いのが特徴です。
増殖の制御が効かなくなり、無秩序に増え続けます。
2:○ 悪性腫瘍細胞の分化の程度は低いです。
分化とは、細胞が本来の組織の形や機能を備えることです。
悪性腫瘍細胞は元の組織の特徴を失い、未分化なほど悪性度が高くなります。
3:× 悪性腫瘍細胞の染色体異常は少なくなく、多いです。
染色体の数や構造の異常がしばしばみられます。
4:× 悪性腫瘍細胞の核分裂の頻度は少なくなく、多いです。
異常な形の核分裂像がみられることもあります。
5:× 悪性腫瘍細胞の核/細胞質比は小さくなく、大きくなります。
核が大きくなり、細胞質に占める核の割合が増えます。
【ポイント】
悪性腫瘍の特徴は、速い増殖、低い分化度、浸潤と転移、核/細胞質比の増大、核分裂像の増加です。
良性腫瘍は、増殖が遅く、分化度が高く、被膜を持って圧排性に発育します。