正答2
解説
正解は2です。
FIM(機能的自立度評価法)は、各項目を1〜7点で採点します。
7点は完全自立、6点は修正自立、5点は監視・準備、4点は最小介助で、患者が動作の75%以上を自分で行う場合です。
準備のみの介助は5点、それより多い介助は3点以下になります。
【選択肢別解説】
1:× アームスリングを付けてもらうのは4点ではありません。
装具や補助具の装着を他者にしてもらうことは準備にあたり、5点と判定されます。
2:○ 食器に残った食べ物をかき集めてもらうのは4点(最小介助)です。
食事の動作のほとんどを自分で行い、すくいにくい残りの部分だけを手伝ってもらう状態です。
動作の一部に直接手を貸してもらっているため、準備や監視ではなく最小介助と判定されます。
3:× 移乗時に介助者から引き上げてもらうのは4点ではありません。
体を引き上げる介助は、触れる程度の介助を超えるため、中等度介助(3点)と判定されます。
4:× トイレットペーパーをあらかじめ折ってもらうのは4点ではありません。
動作を始める前の準備にあたるため、5点と判定されます。
5:× シャワーの前にお湯の温度を調節してもらうのは4点ではありません。
入浴動作の前の準備にあたるため、5点と判定されます。
【ポイント】
FIMでは、動作の前に整えてもらう準備は5点、動作の途中に手を貸してもらう介助は4点以下と区別します。
介助量が25%未満なら4点、25〜50%未満なら3点です。