正答2
解説
正解は2です。
睡眠障害にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴的な症状があります。
驚き、笑い、怒りなどの強い感情をきっかけに体の力が抜ける発作は、情動脱力発作(カタプレキシー)と呼ばれます。
【選択肢別解説】
1:× 睡眠時驚愕症では情動による脱力発作は起こりません。
睡眠中に突然叫び声を上げて起き上がり、強い恐怖を示す症状で、本人は覚えていないことが多いです。
2:○ ナルコレプシーで情動脱力発作が誘発されます。
ナルコレプシーは、日中の耐えがたい眠気と居眠りの発作を主症状とします。
情動脱力発作、入眠時幻覚、睡眠麻痺(金縛り)も特徴的な症状です。
3:× むずむず脚症候群では情動による脱力発作は起こりません。
夕方から夜、安静時に脚に不快な感覚が起こり、脚を動かしたくてたまらなくなる症状です。
4:× レム睡眠行動障害では情動による脱力発作は起こりません。
レム睡眠中に筋肉の力が抜けず、夢の内容に合わせて大声を出したり手足を動かしたりします。
5:× 睡眠時無呼吸症候群では情動による脱力発作は起こりません。
睡眠中に呼吸が繰り返し止まり、いびきや日中の眠気を伴います。
【ポイント】
ナルコレプシーの4徴は、日中の過度な眠気、情動脱力発作、入眠時幻覚、睡眠麻痺です。
レム睡眠行動障害は、Parkinson病やLewy小体型認知症に先行して現れることがあります。