正答4
解説
正解は4です。
疾患の特徴に応じて、適した作業種目を選べるかを問う問題です。
関節保護、失調への配慮、姿勢の改善、呼吸への負担など、疾患ごとの注意点と作業の特性を照らし合わせます。
【選択肢別解説】
1:× 粘土細工では粘土を強く握ったりこねたりするため、手指の小関節に大きな負担がかかります。
関節リウマチでは関節保護の観点から避けるべき作業です。
2:× 切り絵は、はさみやカッターで細かい線に沿って正確に切る作業です。
小脳梗塞による運動失調があると精度が保てず、刃物によるけがの危険もあります。
3:× 卓球は素早い反応と高い立位バランスを必要とします。
脊髄小脳変性症の失調では転倒の危険が大きく、適していません。
4:○ Parkinson病では体幹が前かがみになる屈曲姿勢が強まります。
上方に置いた棒へ輪を通す課題は、上肢の挙上と体幹の伸展を促し、姿勢の改善に役立ちます。
5:× デコパージュは前かがみで細かい作業を続けるうえ、接着剤やニスの臭気を吸い込みやすい作業です。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)では呼吸の負担となるため、適していません。
【ポイント】
Parkinson病には伸展方向・大きな運動、関節リウマチには関節保護、失調症には安全で粗大な動作、という選び方を押さえましょう。