正答2
解説
正解は2です。
第7胸椎の高さで体幹を水平に切ったとき、最も前方(腹側)にある構造を問う問題です。
心臓は胸骨の後ろにあり、長軸が左前下方に傾いて回転しています。
そのため心臓の前面の大部分は右心室で作られています。
【選択肢別解説】
1:× 食道は気管や心臓の後方、脊柱の前を下行しています。
この断面では最も背側に近い構造の一つです。
2:○ 右心室は心臓の前面(胸肋面)の大部分を占め、胸骨のすぐ後ろに位置します。
したがって、この高さの水平断で最も腹側にあります。
3:× 右心房は心臓の右縁を作りますが、右心室より後方にあります。
4:× 左心室は心臓の左後方を占め、前面では左縁の一部と心尖を作るにすぎません。
5:× 左心房は心臓の最も後方にあり、食道のすぐ前に接しています。
【ポイント】
心臓の前面は右心室、後面(底部)は左心房、右縁は右心房、左縁と心尖は左心室が作ります。
左心房と食道が接することは、経食道心エコー検査の根拠にもなっています。