正答5
解説
正解は5です。
エビデンスレベルは、研究デザインによって偏り(バイアス)の入りにくさが異なることをもとに順位づけされています。
一般に、複数のランダム化比較試験のメタ分析が最も高く、専門家の意見が最も低くなります。
【選択肢別解説】
1:× 専門家委員会の報告や専門家の意見は、データによる検証を経ていません。
エビデンスレベルは最も低い位置づけです。
2:× 1つのランダム化比較試験は、偏りを抑えた信頼性の高い研究です。
ただし、複数の研究を統合したメタ分析よりは低い位置づけです。
3:× よくデザインされた記述的研究(比較研究・相関研究・症例対照研究など)は、介入の効果を直接比較しません。
準実験的研究より低い位置づけです。
4:× 準実験的研究は、比較対照を置くもののランダム化を行わない研究です。
ランダム化比較試験より低い位置づけです。
5:○ 複数のランダム化比較試験のメタ分析は、質の高い研究の結果を統計的に統合します。
偶然や個々の研究の偏りの影響が最も小さいため、エビデンスレベルが最も高くなります。
【ポイント】
エビデンスレベルは、高い順に「RCTのメタ分析、単一のRCT、非ランダム化比較研究、準実験的研究、記述的研究、専門家の意見」です。