正答4
解説
正解は4です。
頸動脈洞反射は、血圧の上昇を頸動脈洞の圧受容器が感知し、血圧を下げる方向に働く反射です。
求心路は舌咽神経、中枢は延髄、遠心路は迷走神経です。
【選択肢別解説】
1:× 頸動脈洞反射が起こると、心臓の働きが抑えられ血管が拡張するため、血圧は低下します。
上昇ではありません。
2:× 迷走神経の働きが強まるため、心拍数は減少します。
増加ではありません。
3:× 頸動脈洞からの求心性の情報は、舌咽神経(洞神経)を通って延髄に伝わります。
舌下神経は舌の運動を支配する神経で、この反射には関与しません。
4:○ 延髄から心臓への遠心路は迷走神経です。
迷走神経の興奮によって心拍数が減少し、血圧が低下します。
5:× 頸動脈洞反射は、血管壁が伸ばされる血圧の上昇によって起こります。
血中の酸素濃度の変化を感知するのは頸動脈小体などの化学受容器です。
【ポイント】
頸動脈洞(圧受容器)と頸動脈小体(化学受容器)を区別して覚えましょう。
頸動脈洞を強く圧迫すると、徐脈や血圧低下による失神を起こすことがあります。