正答5
解説
正解は5です。
認知行動療法では、ある出来事に対して自然に浮かぶ考え(自動思考)の偏りを「認知の歪み」として扱います。
Burnsの分類では、全か無か思考、極端な一般化、心のフィルター、結論の飛躍、感情的決めつけ、すべき思考などがあります。
【選択肢別解説】
1:× そのときの感情に基づいて現実を判断するのは、「感情的決めつけ」です。
「不安だから、きっと悪いことが起こる」と考えるような歪みです。
2:× 全てに白黒をつけて割り切ろうとするのは、「全か無か思考(白黒思考)」です。
少しの失敗で「完全な失敗だ」と考えるような歪みです。
3:× 着目していることだけから短絡的に結論付けるのは、「心のフィルター」や「結論の飛躍」に当たります。
一部の情報だけで判断し、全体を見ない歪みです。
4:× 「こうするべきだ」と自分の行動を縛り、できないと自分を責めるのは、「すべき思考」です。
5:○ 少数の事実から、全てが同じ結果になると結論付けるのは「極端な一般化(過度の一般化)」です。
1回の失敗で「いつも失敗する」と考えるような歪みです。
【ポイント】
極端な一般化は「いつも」「すべて」「絶対」といった言葉で表れやすい歪みです。
認知行動療法では、こうした自動思考を記録し、根拠と反証を確かめて、より現実的な考え方を探します。