正答1
解説
正解は1です。
骨肉腫は、骨をつくる細胞から発生する悪性腫瘍で、原発性の悪性骨腫瘍の中で最も多い腫瘍です。
10歳代に多く、膝の周囲(大腿骨遠位・脛骨近位)に好発します。
【選択肢別解説】
1:○ 骨肉腫は血流に乗って転移しやすく、転移先は肺が最も多いです。
肺転移の有無が予後を大きく左右します。
2:× 骨肉腫では、初期から運動時の痛みがみられ、進行すると安静時や夜間にも痛むようになります。
運動時痛が少ないのではありません。
3:× 骨肉腫は10歳代の成長期に多く発生します。
壮年期に好発するのではありません。
4:× 骨肉腫は、骨の成長が盛んな大腿骨遠位と脛骨近位、つまり膝の周囲に多く発生します。
大腿骨近位ではありません。
5:× 骨肉腫では腫瘍が盛んに骨をつくるため、血中アルカリフォスファターゼが上昇します。
低下ではありません。
【ポイント】
骨肉腫は「10歳代・膝周囲・肺転移・ALP上昇・Codman三角やスピクラ(X線所見)」がキーワードです。
治療は化学療法と手術を組み合わせ、患肢温存手術が行われることも多くなっています。