正答2
解説
正解は2です。
集中治療室では、全身状態を管理しながら早期離床と呼吸理学療法を進めることが重視されています。
安全に配慮しつつ、廃用症候群や合併症を予防することが目的です。
【選択肢別解説】
1:× 全身状態が安定していれば、集中治療室でも歩行練習を行います。
早期の離床と歩行は廃用症候群の予防に有効です。
2:○ スクイージングは、呼気に合わせて胸郭を圧迫し、呼気の流速を高めて痰の移動を促す手技です。
吸気時には圧迫をゆるめます。
3:× 頭部挙上位は、誤嚥や人工呼吸器関連肺炎の予防のため、早期から取り入れます。
全身状態が安定するまで待つ必要はありません。
4:× 総腓骨神経麻痺は、腓骨頭の部分が圧迫されることで起こります。
予防に重要なのは踵ではなく腓骨頭部の除圧で、下肢の外旋位を避けます。
5:× 体位排痰法では、痰がたまった部位を上にした姿勢をとります。
重力を利用して痰を中枢の気道へ移動させるためです。
【ポイント】
体位排痰法は「痰の貯留部位を上に」、スクイージングは「呼気時に圧迫」が基本です。
総腓骨神経麻痺は腓骨頭の圧迫で起こり、下垂足の原因となります。