正答2
解説
正解は2です。
思考の障害は、思考の進み方(形式)と考えの中身(内容)に分けられます。
本問は思考の進み方の異常と、その名称・疾患の対応を問うています。
【選択肢別解説】
1:× 思考が緩徐でうまく進まないのは思考制止です。
主にうつ病でみられます。
2:○ 思考の進行が突然途切れて会話が止まるのは思考途絶です。
統合失調症に特徴的な思考形式の障害です。
3:× まわりくどく要領よく目標に達しないのは迂遠思考です。
てんかんや認知症などでみられます。
4:× 意識の混濁を伴い、観念の間に論理的なつながりがないのは思考散乱です。
統合失調症の滅裂思考は、意識が清明である点で区別されます。
5:× 観念が次々に湧き出てつながりが表面的になり、目標から外れていくのは観念奔逸です。
躁状態で特徴的にみられます。
【ポイント】
「思考途絶と滅裂思考は統合失調症、観念奔逸は躁状態、思考制止はうつ病、迂遠はてんかん」と疾患とセットで覚えます。
滅裂思考と思考散乱は、意識障害の有無で区別します。