正答4
解説
正解は4です。
Brunnstrom 法ステージは、片麻痺の回復過程を、弛緩期(Ⅰ)から共同運動、分離運動、協調運動の回復(Ⅵ)までの6段階で評価します。
各ステージで可能になる代表的な運動を正確に覚えておく必要があります。
【選択肢別解説】
1:× 肘関節90°屈曲位での前腕回内・回外は、共同運動から少し離れた運動で、上肢ステージⅣの課題です。
ステージⅡは連合反応や共同運動がわずかに出始める段階です。
2:× 腕を側方水平位に挙上する運動は、上肢ステージⅤの課題です。
ステージⅢは共同運動が随意的に行える段階です。
3:× 手指の集団伸展が十分にでき、様々な握りができるのは、手指ステージⅤです。
ステージⅣは横つまみや、わずかな手指伸展ができる段階です。
4:○ 立位で踵を床につけたまま足関節を背屈する運動は、下肢ステージⅤの分離運動の課題です。
正しい組合せです。
5:× 立位で股関節伸展位のまま膝関節を屈曲する運動は、下肢ステージⅤの課題です。
ステージⅥは立位での股関節外転や、座位での下腿の内旋・外旋などが可能な段階です。
【ポイント】
下肢ステージⅤは「立位で股伸展位の膝屈曲」と「立位で踵接地のままの足背屈」の2つが代表課題です。
上肢ステージⅣは「腰の後ろに手」「前方水平挙上」「肘90°での回内外」、ステージⅤは「側方水平挙上」「前方頭上挙上」「肘伸展位での回内外」です。