正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
小児の評価では、目的とする評価領域に合った検査を選ぶ必要があります。
各検査が本来何を測るために作られたものかを確認します。
【選択肢別解説】
1:○ GMFM(粗大運動能力尺度)は、脳性麻痺児などの粗大運動能力を、臥位から歩行・走行までの項目で評価する検査です。
粗大運動の評価として正しい組合せです。
2:× Erhardt 発達学的視覚評価は、注視・追視などの眼球運動を中心とした視覚運動の発達を評価する検査です。
図形の認知などの視知覚機能を評価する代表的な検査は、Frostig 視知覚発達検査です。
3:× Kohs 立方体組合せテストは、模様を積み木で再現させる非言語性の知能検査で、構成能力も反映します。
感覚統合機能の評価には、日本版感覚統合検査(JPAN)などを用います。
4:○ WISC-Ⅳ(ウェクスラー児童用知能検査第4版)は、5歳から16歳の知的機能を評価する検査です。
知的機能の評価として正しい組合せです。
5:× 新版 S-M 社会生活能力検査は、身辺自立、移動、作業、意志交換、集団参加、自己統制の6領域から社会生活能力を評価する検査です。
日常生活能力を評価する検査としては、PEDI や WeeFIM が代表的です。
【ポイント】
小児の検査は「GMFM=粗大運動」「WISC=知能」「Frostig=視知覚」「JPAN=感覚統合」「S-M=社会生活能力」と対応させて覚えましょう。