正答4
解説
正解は4です。
Alzheimer 型認知症の評価には、認知機能をみる検査、行動・心理症状(BPSD)をみる尺度、生活機能から重症度をみる尺度があります。
ADL 障害の程度から進行度を段階づける尺度を選びます。
【選択肢別解説】
1:× Behave-AD は、妄想、幻覚、攻撃性など Alzheimer 型認知症の行動・心理症状(BPSD)を評価する尺度です。
ADL から進行度をみるものではありません。
2:× DASC-21(地域包括ケアシステムにおける認知症アセスメントシート)は、認知機能と生活機能を21項目で評価し、認知症の有無や支援の必要性を把握する尺度です。
病期を段階づけるものではありません。
3:× MoCA-J(日本語版 Montreal Cognitive Assessment)は、軽度認知障害(MCI)の検出に適した認知機能検査です。
ADL を評価するものではありません。
4:○ FAST(Functional Assessment Staging)は、Alzheimer 型認知症の進行度を、IADL と ADL の障害の程度から7段階で評価する尺度です。
正しい組合せです。
5:× MMSE(Mini-Mental State Examination)は、見当識や記憶などの認知機能を30点満点で評価するスクリーニング検査です。
ADL は評価しません。
【ポイント】
FAST は、ステージ1(正常)から7(高度)までを、買い物や着衣、入浴、排泄、歩行などの生活機能の障害で段階づけます。
ADL の低下が進む順序が Alzheimer 型認知症の経過とよく対応している点が特徴です。