正答5
解説
正解は5です。
神経変性疾患などの代表的な症候を、疾患ごとに正しく結びつける問題です。
【選択肢別解説】
1:× 羽ばたき振戦は、肝性脳症や尿毒症などの代謝性脳症で現れる症候です。
Alzheimer 型認知症の代表的な症候ではありません。
2:× Huntington 病では、手足や顔が不規則に動く舞踏運動が特徴です。
線維束性収縮は筋萎縮性側索硬化症などの下位運動ニューロン障害でみられます。
3:× 多発性硬化症では、視力障害、感覚障害、有痛性強直性けいれん、Uhthoff 現象などがみられます。
舞踏運動は Huntington 病の症候です。
4:× 筋萎縮性側索硬化症では、筋萎縮、線維束性収縮、球麻痺などがみられます。
静止時振戦は Parkinson 病の症候です。
5:○ 多系統萎縮症では、自律神経障害がよくみられ、起立性低血圧や排尿障害が代表的な症候です。
正しい組合せです。
【ポイント】
多系統萎縮症は、小脳性運動失調、パーキンソニズム、自律神経障害の3つの症状を組み合わせて示す疾患です。
自律神経障害が目立つ病型は、かつて Shy-Drager 症候群と呼ばれていました。