正答2
解説
正解は2です。
作業分析の観察による評価は、対象者が実際に作業を行う様子を見て、動作の手順や質、問題点を分析する方法です。
観察から何を読み取れるかは、観察する人の知識や経験に大きく左右されます。
【選択肢別解説】
1:× 観察による評価は、主観に頼るのではなく、観察項目や記録方法を定めてできるだけ客観的に行うことが求められます。
主観で行うという説明は誤りです。
2:○ 同じ場面を見ても、何に気づき、どう解釈するかは観察者の経験や知識によって変わります。
観察による評価が観察者の経験に左右されることは、その特徴であり限界でもあります。
3:× 作業の観察は、事前に認知機能評価を行わなくても実施できます。
認知機能評価を前提条件とする決まりはありません。
4:× 職業関連活動は、できるだけ実際の作業や実際の環境に近い場面で評価することが望ましいです。
模擬動作だけでは、実際の作業で生じる問題を見落とすおそれがあります。
5:× 病気に対する認識(病識)は、本人の考えや受け止め方であり、作業の様子を見るだけでは評価できません。
面接などで本人の言葉から把握します。
【ポイント】
観察評価の信頼性を高めるには、評価表の使用や複数の評価者による確認が有効です。
AMPS(運動とプロセス技能の評価)は、訓練を受けた評価者が観察で行う標準化された作業遂行評価です。