正答5
解説
正解は5です。
知覚(感覚)機能、特に触覚の評価に用いる検査を選ぶ問題です。
各検査が何を評価するかを整理しておくことが大切です。
【選択肢別解説】
1:× Romberg testは、閉足立位で開眼から閉眼にしたときの動揺をみる立位バランスの検査です。
深部感覚障害による失調の判別に用いますが、知覚そのものを測る検査ではありません。
2:× Trail making testは、数字や文字を順に線で結ぶ課題で、注意の持続・配分や処理速度を評価する検査です。
3:× Jebsen-Taylor hand function test(問題文の表記はJobsen-Taylor)は、書字、カードめくり、小物つまみなど7項目の所要時間で、手の動作能力を評価する検査です。
4:× Rey auditory verbal learning testは、15語の単語リストを繰り返し聞かせて再生させる、聴覚性言語記憶の検査です。
5:○ Semmes-Weinstein monofilament testは、太さの異なるナイロン製フィラメントを皮膚に押し当て、触圧覚の閾値を定量的に調べる検査です。
知覚機能の評価に用います。
【ポイント】
触覚の評価にはSemmes-Weinstein monofilament test、識別覚の評価には2点識別覚検査がよく用いられます。
末梢神経損傷の回復の評価にも使われる重要な検査です。