正答4
解説
正解は4です。
作業療法でよく用いられる評価法と、その評価内容の対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× COPM(カナダ作業遂行測定)は、対象者が重要と考える作業を挙げてもらい、その遂行度と満足度を自己評価する面接評価です。
作業の運動技能を評価するものではありません。
2:× SF-36は、身体機能、日常役割機能、体の痛み、全体的健康感、活力、社会生活機能、心の健康などの8つの下位尺度からなる健康関連QOLの評価です。
介護負担の評価ではありません。
3:× 意志質問紙(VQ)は、人間作業モデルに基づき、作業中の行動を観察して意志(動機づけ)の状態を評価する方法です。
生活満足度を評価するものではありません。
4:○ GBSスケール(Gottfries-Bråne-Steen Scale)は、運動機能、知的機能、感情機能、認知症に共通するその他の症状を観察で評価する尺度です。
認知症の症状を評価するので正しい組合せです。
5:× 興味チェックリストは、さまざまな活動への興味の強さや過去・現在の興味を調べる評価です。
作業の遂行度を評価するものではありません。
【ポイント】
COPMは遂行度と満足度、意志質問紙は意志、興味チェックリストは興味、SF-36は健康関連QOLと、それぞれの評価対象を区別して覚えましょう。
介護負担の評価にはZarit介護負担尺度が用いられます。