正答3
解説
正解は3です。
複雑部分発作(現在の分類では焦点意識減損発作)は、意識が曇った状態で、口をもぐもぐさせたり歩き回ったりする自動症を伴うことがある発作です。
本人は周囲の状況を正しく認識できないため、危険を避けながら発作が治まるまで見守るのが基本です。
【選択肢別解説】
1:× 体をゆすっても発作は止まりません。
かえって混乱や抵抗を招き、けがの原因になります。
2:× 大声をかけても意識が曇っているため伝わらず、刺激で興奮させるおそれがあります。
3:○ 無理に止めようとせず、そばについて一緒に移動し、階段や車道、熱い物など危険なものから遠ざけて安全を確保します。
発作が治まるまで見守るのが正しい対応です。
4:× 口に物を入れると、歯の損傷や窒息、介助者のけがの原因になります。
割り箸などを噛ませることは禁忌です。
5:× 一人にすると、意識が曇ったまま歩き回って転倒や事故を起こすおそれがあります。
発作が治まり意識が回復するまでそばで見守ります。
【ポイント】
てんかん発作時の対応は、周囲の危険物を除く、口に物を入れない、無理に押さえない、発作の時間と様子を記録する、が原則です。
発作が5分以上続く場合や繰り返す場合は救急要請を考えます。