正答2
解説
正解は2です。
アルコール依存症の治療の目標は断酒の継続です。
断酒を続けるためには、専門治療に加えて、同じ悩みをもつ仲間との支え合いが重要とされています。
【選択肢別解説】
1:× 催眠療法は、催眠状態で暗示を与えて症状の改善を図る方法です。
断酒の継続に有効な治療法として確立していません。
2:○ 集団療法では、同じ問題を抱える仲間と体験を共有し、自分の飲酒問題に向き合うことができます。
断酒会やAA(アルコホーリクス・アノニマス)などの自助グループへの参加も、断酒の継続に有効とされます。
3:× 自律訓練法は、自己暗示で心身をリラックスさせる方法で、心身症や不安の軽減に用いられます。
断酒の継続に有効な治療法として確立していません。
4:× 来談者中心療法は、Rogersが提唱した、受容と共感を重視する心理療法です。
アルコール依存症の断酒継続に特に有効な治療法として確立していません。
5:× 修正型電気けいれん療法は、重症のうつ病などに用いる治療法です。
アルコール依存症の断酒継続には用いません。
【ポイント】
アルコール依存症の治療は、離脱症状の治療(解毒期)、心理教育や集団療法を行うリハビリテーション期、自助グループへの参加による断酒継続の順に進みます。
抗酒薬や飲酒欲求を抑える薬も補助的に用いられます。