正答3
解説
正解は3です。
この問題は使用しないものを選ぶので、○ が答え(第4頸髄節まで残存する場合に使用しないもの)です。
第4頸髄節まで機能が残存すると、横隔膜が働き自発呼吸と発声ができ、頭頸部も動かせます。
一方、上肢や手指はほとんど動かないため、頭部や顎、呼気などで操作できる機器が中心になります。
【選択肢別解説】
1:× 万能カフは手に巻き付けてスプーンなどを差し込む自助具です。
手で把持できない頸髄損傷者に、食事や書字の補助として使用されます。
2:× 電動車椅子は、顎で操作するジョイスティックなどを使えば、第4頸髄節残存でも操作できます。
3:○ 透明文字盤は、発声できない人が視線で文字を示して意思を伝える道具です。
第4頸髄節まで残存すれば発声による会話ができるため、使用しません。
4:× 環境制御装置は、呼気スイッチや音声などで照明やテレビ、電話などを操作する装置です。
上肢が使えない高位頸髄損傷者に使用します。
5:× 食事支援ロボットは、顎などで操作するスイッチを使い、スプーンを口元まで運ぶ機器です。
上肢で食事ができない第4頸髄節残存者に使用します。
【ポイント】
透明文字盤は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行期など、発声も書字も困難な人の意思伝達手段です。
第4頸髄節残存は、呼吸器なしで生活でき、頭部の動きで機器を操作するレベルと覚えます。