正答1
解説
正解は1です。
せん妄は、身体疾患や薬物などを背景に起こる、一時的な軽い意識障害です。
注意の障害や幻覚、興奮などを伴い、症状が時間とともに変動します。
【選択肢別解説】
1:○ せん妄は、数時間から数日のうちに急に発症します。
ゆっくり進む認知症との区別の目安になります。
2:× せん妄は日内変動を伴います。
夕方から夜間に悪化しやすく、夜間せん妄と呼ばれます。
3:× せん妄は若年者ではなく、高齢者に起こりやすいです。
認知症や脳の疾患、手術後などが危険因子です。
4:× せん妄の意識障害は、重度ではなく軽度の意識混濁です。
意識の混濁が軽く、そこに幻覚や興奮などが加わります。
5:× せん妄は環境因子の影響を強く受けます。
入院による環境の変化や、夜間の暗さ、身体拘束などが誘因となります。
【ポイント】
せん妄は「急性発症」「日内変動」「軽度の意識混濁」が特徴です。
予防には、昼夜のリズムを整え、時計やカレンダーで見当識を支えることが有効です。