正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(適応障害について誤った記述)です。
適応障害は、はっきりしたストレス因に反応して、抑うつや不安などの症状が現れ、生活に支障をきたす状態です。
治療の中心は、ストレス因への対処と心理社会的な支援です。
【選択肢別解説】
1:× 日常生活に支障を生じるのは正しい記述です。
仕事や学業、家庭生活などに支障が出ることが、診断の条件の1つです。
2:× 認知行動療法が有効であるのは正しい記述です。
ストレスの受け止め方や対処の方法を見直すことで、症状の改善が期待できます。
3:○ 薬物療法が治療の中心になるという記述は誤りです。
治療の中心は、環境の調整やストレス因への対処、精神療法であり、薬物療法は症状に応じて補助的に用います。
4:× 抑うつ気分を伴うことが多いのは正しい記述です。
不安や行動の問題を伴うこともあります。
5:× 適応的なストレス・コーピング技能を養う必要があるのは正しい記述です。
ストレスへの対処能力を高めることで、再発の予防につながります。
【ポイント】
適応障害は、ストレス因が取り除かれると、通常は6か月以内に症状が改善します。
うつ病との違いは、症状がストレス因と明確に結びついている点です。