正答5
解説
正解は5です。
統合失調症は、主に思春期から青年期に発症し、幻覚・妄想などの陽性症状や、意欲低下などの陰性症状がみられる疾患です。
疫学、発症の仕方、予後に関わる因子を確認します。
【選択肢別解説】
1:× 統合失調症の発症率には、男女で大きな差はありません。
男性の方が発症年齢がやや早い傾向があります。
2:× 急性に発症することもありますが、多くは徐々に発症します。
前触れとなる症状が続いたあとに、はっきりした症状が現れることが多いです。
3:× 若年での発症は、予後が良いのではなく、悪い傾向があります。
4:× 発症は中年期以後ではなく、思春期から青年期に多いです。
5:○ 家族の感情表出(EE:Expressed Emotion)が高いと、再発率が高くなります。
批判的な言動や敵意、過度な情緒的巻き込みが多い家族環境がこれにあたります。
【ポイント】
予後が悪い要因は、若年発症、潜行性の発症、陰性症状が中心であることなどです。
高EEへの対策として、家族心理教育が行われます。