正答1
解説
正解は1です。
Brunnstrom 法ステージは、共同運動の出現から分離運動の獲得へと進む回復段階を示します。
上肢はステージⅣで共同運動から一部分離した動作、ステージⅤで分離がさらに進んだ動作が可能になります。
【選択肢別解説】
1:○ 手を背中の後ろへ回す動作は、上肢ステージⅣのテスト動作です。
肩の伸展・内旋と肘の屈曲を組み合わせるため、屈曲共同運動から抜け出す必要があります。
2:× 肘を伸ばしたまま上肢を前方水平位へ挙げる動作は、上肢ステージⅣのテスト動作です。
ステージⅤでは、肘伸展位で上肢を側方水平位や頭上へ挙げる動作を評価します。
3:× 肘伸展位・肩90°屈曲位での前腕回内・回外は、上肢ステージⅤのテスト動作です。
ステージⅥは、各動作をほぼ正常な速さと協調性で行える段階です。
4:× 手指ステージⅢは、集団屈曲で握ることはできても、随意的に指を伸ばせない段階です。
母指の動きで行う横つまみと、その放しは手指ステージⅣで可能になります。
5:× 全可動域にわたって指を随意的に伸展できるのは、手指ステージⅥです。
手指ステージⅤでは指の集団伸展が可能ですが、その範囲は一定しません。
【ポイント】
上肢ステージⅣの3動作は「手を腰の後ろへ」「肘伸展位で前方水平挙上」「肘90°屈曲位で回内外」です。
ステージⅤでは、肘伸展位での側方挙上、頭上挙上、前方挙上位での回内外を確認します。