正答2
解説
正解は2です。
腎臓の病気は、腎臓そのものの障害、腎臓へ流れる血液の不足、尿の通り道の閉塞など、さまざまな原因で起こります。
急性腎不全は、原因の場所によって腎前性・腎性・腎後性に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 腎硬化症は、高血圧によって腎臓の細い動脈が硬くなり、腎機能が低下する病気です。
尿路結石が原因ではありません。
2:○ 糖尿病が長く続くと、糸球体が傷ついて糖尿病性腎症となります。
糖尿病性腎症は、慢性腎不全で透析が必要になる原因として最も多い疾患です。
3:× 急性腎盂腎炎は、大腸菌などの細菌が尿路をさかのぼって腎盂と腎臓に感染する病気です。
動脈硬化が原因ではありません。
4:× 腎後性急性腎不全は、尿管や膀胱、尿道が詰まり、尿が流れなくなって起こります。
心不全は、腎臓への血流が減る腎前性急性腎不全の原因です。
5:× 腎前性急性腎不全は、脱水や出血、心不全などで腎臓への血流が減って起こります。
前立腺肥大は尿の通り道をふさぐため、腎後性急性腎不全の原因です。
【ポイント】
急性腎不全は、腎前性が「血流の不足」、腎性が「腎臓そのものの障害」、腎後性が「尿路の閉塞」と整理します。
透析導入の原因疾患は、糖尿病性腎症が最も多くなっています。