正答4
解説
正解は4です。
日常生活で必要な記憶には、人の名前や約束、道順、予定を覚えておく展望記憶などがあります。
こうした記憶は、机上の記憶検査では十分に捉えられないことがあります。
【選択肢別解説】
1:× HDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)は認知症のスクリーニング検査です。
記憶の項目はありますが、日常記憶の評価には向きません。
2:× MMSE(ミニメンタルステート検査)も認知機能全般のスクリーニング検査です。
3:× RAVLT(Rey 聴覚性言語学習検査)は、単語リストを繰り返し覚える言語性記憶の検査です。
4:○ RBMT(リバーミード行動記憶検査)は、日常生活に似た課題で記憶を評価します。
人の名前、持ち物の場所、約束、道順などを覚えさせ、生活上の記憶障害を検出します。
5:× WMS-R(ウェクスラー記憶検査改訂版)は記憶の諸側面を詳しく測る総合的な検査です。
日常生活場面での記憶を直接みる検査ではありません。
【ポイント】
日常記憶は RBMT、総合的な記憶は WMS-R、言語性の学習は RAVLT と使い分けます。