正答3
解説
正解は3です。
感染対策の基本は、すべての患者に行う標準予防策と、感染経路に応じた経路別予防策です。
血液、体液、排泄物などで汚染される可能性がある場合は、手袋やガウンなどの個人防護具を着用します。
【選択肢別解説】
1:× 吐物には、アルコールが効きにくいノロウイルスが含まれている可能性があります。
吐物で汚れた手は、まず石けんと流水で洗い流します。
2:× 陰圧室は、結核や麻疹、水痘などの空気感染する病原体に用いる個室です。
ノロウイルスは接触感染と飛沫感染が中心で、個室管理や接触予防策で対応します。
3:○ 便で汚染された衣類を交換するときは、衣服への汚染を防ぐためガウン(またはエプロン)と手袋を着用します。
標準予防策に基づく正しい対応です。
4:× 患者に直接触れなくても、患者周囲の環境に触れることで手が汚染されます。
WHO(世界保健機関)の手指衛生の5つのタイミングには、患者周辺の物品に触れた後も含まれます。
5:× インフルエンザは解熱後もしばらくウイルスを排出し、他者に感染させる可能性があります。
解熱直後に多くの患者がいる作業療法室で訓練するのは不適切です。
【ポイント】
ノロウイルスには石けんと流水による手洗いと、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効です。
陰圧室が必要なのは空気感染(結核・麻疹・水痘)と覚えます。