正答3
解説
正解は3です。
精神障害者の生活能力を評価する尺度には、それぞれ固有の評価領域があります。
「持続性・安定性」という評価領域をもち、その中に「現在の社会適応度」の項目を含む尺度を選びます。
【選択肢別解説】
1:× BPRS(簡易精神症状評価尺度)は、不安、緊張、幻覚、妄想などの精神症状の重症度を評価する尺度です。
生活能力の評価領域は含みません。
2:× GAF(機能の全体的評定尺度)は、心理的・社会的・職業的機能を1〜100の1つの数値で全体的に評価する尺度です。
下位領域はありません。
3:○ LASMI(精神障害者社会生活評価尺度)は、日常生活、対人関係、労働または課題の遂行、持続性・安定性、自己認識の5領域で評価します。
持続性・安定性の領域に「現在の社会適応度」の項目が含まれます。
4:× Rehab(精神科リハビリテーション行動評価尺度)は、病棟などでの逸脱行動と全般的行動を観察して評価する尺度です。
持続性・安定性の領域はありません。
5:× 精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)は、地域生活に必要な支援のニーズを把握するための評価です。
持続性・安定性の領域はありません。
【ポイント】
LASMIの5領域は、D(日常生活)、I(対人関係)、W(労働または課題の遂行)、E(持続性・安定性)、R(自己認識)です。