正答5
解説
正解は5です。
自閉スペクトラム症は、社会的コミュニケーションの困難と、限定的・反復的な行動やこだわりを特徴とします。
支援では、見通しをもてる構造化した環境と、具体的で分かりやすい伝え方が基本になります。
【選択肢別解説】
1:× 自閉スペクトラム症では、自分の行動を振り返って他者の気持ちを推し量ることが苦手です。
内省を促すより、望ましい行動を具体的に示します。
2:× 言葉を省略した短文では、意味があいまいになり誤解を招きます。
指示は短くても省略せず、具体的に、必要に応じて視覚的な手がかりを添えて伝えます。
3:× こだわりを無言で制止すると、理由が分からず混乱やパニックを起こします。
こだわりは予告や代わりの行動の提示で、徐々に調整します。
4:× 自由度の高い作業は、何をどこまでやればよいか分からず不安を強めます。
導入期は手順と終わりが明確な作業を用います。
5:○ SST(社会生活技能訓練)は、挨拶や頼み方などの対人技能を、手本と練習、フィードバックで具体的に身につける方法です。
コミュニケーションの課題に適しています。
【ポイント】
自閉スペクトラム症の支援では、TEACCHに代表される構造化(物理的構造化、スケジュール、作業手順の視覚化)を用います。
対人技能の練習にはSSTが用いられます。