正答4
解説
正解は4です。
関節可動域表示ならびに測定法(日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会、1995年)の測定のきまりを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 角度は通常5度刻みで測定し、記載します。
1度刻みではありません。
2:× 股関節伸展は、腹臥位で膝を伸ばした肢位で測定します。
仰臥位では骨盤や下肢がベッドに接して伸展方向に動かせません。
3:× 原則として他動運動による測定値を記載します。
自動運動で測定した場合は、その旨を明記します。
4:○ 足関節の背屈・底屈は、膝関節を屈曲位にして測定します。
膝を曲げると膝をまたぐ腓腹筋が緩み、二関節筋の影響を除いて足関節そのものの可動域を測れるからです。
5:× 手指の近位指節間関節(PIP関節)の屈曲・伸展では、基本軸は基節骨、移動軸は中節骨です。
中節骨は基本軸ではなく移動軸です。
【ポイント】
関節可動域測定は、他動運動・5度刻み・基本軸と移動軸の確認が基本です。
二関節筋の影響を除くために、足関節は膝屈曲位で、股関節屈曲は膝屈曲位で測定するなど、肢位の指定に注意しましょう。