正答4
解説
正解は4です。
うつ病で生じやすい妄想の内容を問う問題です。
うつ病の妄想は、気分に一致した微小妄想が特徴で、罪業妄想・貧困妄想・心気妄想が代表です。
【選択肢別解説】
1:× 「この機械は自分が発明した」は発明妄想で、自分を過大に評価する誇大妄想の一種です。
躁状態や統合失調症でみられます。
2:× 「自分は貴族の末裔だから偉大である」は血統妄想で、誇大妄想の一種です。
躁状態や統合失調症でみられ、うつ病とは逆の方向の妄想です。
3:× 「知らない人にいつも見張られている」は注察妄想で、統合失調症に多い被害的な妄想です。
4:○ 「自分は生きているだけで迷惑をかけている」は、自分を必要以上に責める罪業妄想です。
自己評価の極端な低下を反映した微小妄想で、うつ病に特徴的です。
自殺の危険とも関係するため注意が必要です。
5:× 「いつも他の患者から嫌がらせを受けている」は被害妄想で、統合失調症に多い妄想です。
【ポイント】
うつ病の三大妄想は、罪業妄想・貧困妄想・心気妄想です。
躁状態や統合失調症でみられる誇大妄想(血統妄想・発明妄想など)と対比して覚えましょう。