正答2
解説
正解は2です。
統合失調症の患者が処方どおりに服薬を続けること(服薬アドヒアランス)に影響する要因を問う問題です。
この問題はアドヒアランスを低下させるものを選ぶので、服薬を続けにくくする要因が答えです。
【選択肢別解説】
1:× 内服薬の種類を減らすと、飲み方が単純になって飲み忘れが減り、アドヒアランスは向上します。
2:○ 1日の服薬回数が増えると、飲み忘れや飲む手間が増え、アドヒアランスは低下します。
服薬回数はできるだけ少なくすることが望ましいです。
3:× 治療の目標を患者と話し合うと、患者が治療の必要性を理解し、主体的に服薬に取り組めるようになります。
アドヒアランスは向上します。
4:× 副作用は服薬中断の大きな原因です。
副作用の出現を確認して対応すると、服薬を続けやすくなります。
5:× 長時間作用型注射製剤(デポ剤)は、2〜4週間などの間隔で注射するため、毎日の内服が不要になります。
飲み忘れがなくなり、アドヒアランスの改善に役立ちます。
【ポイント】
アドヒアランスを高める工夫には、処方の単純化、副作用への対応、病気と治療の心理教育、患者との共同意思決定があります。
アドヒアランスは、患者が治療方針の決定に参加し、自ら服薬に取り組むことを重視する考え方です。