正答5
解説
正解は5です。
記憶の種類のうち、陳述記憶と手続き記憶を区別する問題です。
陳述記憶は、言葉で説明できる事実や出来事の記憶で、意味記憶とエピソード記憶に分けられます。
手続き記憶は、繰り返して身につけた技能や動作の記憶で、意識しなくても体が覚えている記憶です。
【選択肢別解説】
1:× 財布を開ける動作は、繰り返しで身についた手続き記憶によって行えます。
2:× 小銭を投入する動作も、繰り返して身につけた手続き記憶で行う動作です。
3:× 取出口のフタを開ける動作は、手続き記憶で行う動作です。
4:× 飲料を取り出す動作も、手続き記憶で行う動作です。
5:○ つり銭を確認するには、飲料の値段や自分が入れた金額を覚えておき、正しい額が戻ったかを判断する必要があります。
これは事実や出来事についての記憶を使う作業であり、陳述記憶が必要です。
【ポイント】
陳述記憶(意味記憶・エピソード記憶)は海馬などの障害で失われやすく、手続き記憶は保たれやすい傾向があります。
認知症の人でも慣れた動作ができるのは、手続き記憶が比較的保たれているためです。