正答5
解説
正解は5です。
遂行機能障害・半側空間無視・視覚失認・観念失行・観念運動失行の特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 遂行機能障害では、目標を設定し、計画を立て、効率よく実行する能力が障害されます。
計画立案は保たれず、障害されます。
2:× 半側空間無視は、損傷した脳と反対側の空間に注意が向かない障害です。
視野欠損が原因ではなく、視野が保たれていても起こります。
3:× 視覚失認では、見ただけでは物が何か分かりません。
色が濃いかどうかは関係なく、触ったり音を聞いたりすると分かるのが特徴です。
4:× 観念失行では、道具の使い方そのものや、お茶をいれるなど一連の操作の手順が分からなくなります。
一連の操作は可能ではなく、障害されます。
5:○ 観念運動失行では、敬礼やバイバイなどの道具を使わない身振りを、口頭の指示や検者の模倣で行うことができません。
日常の中では自然に行えることがあり、この解離が特徴です。
【ポイント】
観念運動失行は「身振りや模倣ができない」、観念失行は「道具の使い方や一連の手順が分からない」と区別します。
どちらも左半球(優位半球)の頭頂葉の損傷で起こりやすい障害です。