正答5
解説
正解は5です。
身体症状症は、苦痛を伴う身体症状があり、その症状について過剰に考えたり不安になったり、行動したりして生活に支障をきたす病気です。
診療の場面での典型的な態度を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 身体症状症の患者は、病気の原因を探すために検査や受診を繰り返し求める傾向があります。
医学的検索を拒否するのではありません。
2:× 訴える症状は、痛みや疲労感など日常的にみられる症状が多く、奇異な症状が特徴ではありません。
3:× 意図的に症状を作り出したり偽ったりするのは、作為症(虚偽性障害)や詐病です。
身体症状症では意図的ではありません。
4:× 身体症状に強い苦痛や不安を感じていることが、身体症状症の特徴です。
5:○ 患者は症状を身体の病気によるものと確信しているため、心理的な要因が関わっているという話し合いには抵抗を示しやすくなります。
【ポイント】
身体症状症では、検査で異常がないと説明されても安心できず、受診を繰り返すことが多くみられます。
症状を否定せずに受け止め、生活機能の改善に目を向けることが支援の基本です。