正答2
解説
正解は2です。
SCIT(Social Cognition and Interaction Training:社会認知ならびに対人関係のトレーニング)は、統合失調症の人を対象とした集団の心理社会的プログラムです。
どの機能の改善を目的とするかが問われています。
【選択肢別解説】
1:× SCITは運動機能を対象としたプログラムではありません。
2:○ SCITは、他者の表情から感情を読み取る力、状況の原因を推測する力、早合点を避ける力など、社会認知の改善に焦点を当てています。
感情の理解、状況の分析、統合の3段階で進めます。
3:× 言語流暢性は神経認知機能の一つで、SCITの主な対象ではありません。
4:× 機能的キャパシティは、買い物や金銭管理などの生活技能を実際に行える能力のことです。
SCITが直接の目標とするものではありません。
5:× ワーキングメモリーは神経認知機能の一つで、認知機能リハビリテーションなどが主な対象とする機能です。
【ポイント】
統合失調症の認知機能は、記憶・注意・遂行機能などの神経認知と、他者の意図や感情を理解する社会認知に分けられます。
社会認知に働きかけるプログラムとしてSCITを覚えておきます。