正答2
解説
正解は2です。
この問題は肝硬変の所見でないものを選ぶので、○ が答え(肝硬変の所見でないもの)です。
肝硬変では肝臓でのエストロゲンの分解が低下し、血中エストロゲンが増えることで特徴的な皮膚・乳房の所見が現れます。
【選択肢別解説】
1:× クモ状血管腫は、中心の細動脈から放射状に毛細血管が広がる皮膚所見です。
エストロゲン過剰による肝硬変の所見なので、答えではありません。
2:○ 眼球突出は、バセドウ病(甲状腺機能亢進症)でみられる所見です。
肝硬変の所見ではないので、これが答えです。
3:× 女性化乳房は、男性の乳腺がエストロゲン過剰によって発達する所見です。
肝硬変でみられるので、答えではありません。
4:× 手掌紅斑は、母指球や小指球が赤くなる所見です。
エストロゲン過剰による肝硬変の所見なので、答えではありません。
【ポイント】
肝硬変の身体所見には、黄疸、腹水、腹壁静脈怒張(メドゥーサの頭)、クモ状血管腫、手掌紅斑、女性化乳房、羽ばたき振戦があります。
眼球突出はバセドウ病のメルゼブルクの三徴の一つです。