正答3
解説
正解は3です。
ビタミンにはそれぞれ欠乏したときに起こる特徴的な疾患があります。
ビタミンB12が欠乏したときに起こる疾患が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 骨軟化症は、ビタミンDの欠乏によって骨の石灰化が障害される疾患です。
小児で起こるとくる病と呼ばれます。
2:× ウェルニッケ脳症は、ビタミンB1(チアミン)の欠乏で起こる脳症です。
意識障害、眼球運動障害、運動失調が特徴で、アルコール多飲者に多くみられます。
3:○ ビタミンB12はDNAの合成に必要なため、欠乏すると赤芽球の核の成熟が遅れて大型の未熟な赤芽球(巨赤芽球)が現れます。
その結果、巨赤芽球性貧血が起こります。
4:× 脂漏性皮膚炎は、ビタミンB2(リボフラビン)やB6の欠乏と関係が深い皮膚炎です。
ビタミンB12欠乏による疾患ではありません。
【ポイント】
ビタミンB12欠乏では、巨赤芽球性貧血に加え、亜急性連合性脊髄変性症などの神経症状も起こります。
胃の切除後や内因子に対する自己抗体(悪性貧血)で吸収が障害されることが主な原因です。