正答4
解説
正解は4です。
単語などの言葉で表せる記憶(陳述記憶)を形成する脳の部位を問う問題です。
記憶の形成には海馬が中心的な役割を果たします。
【選択肢別解説】
1:× 視床下部は記憶ではなく、体温・摂食・飲水・内分泌などの自律機能の調節を担います。
2:× 小脳核は小脳から出力する神経核で、運動の調節や運動の学習に関わります。
単語の記憶の中枢ではありません。
3:× 大脳基底核は運動の開始や調節に関わり、自転車の乗り方のような手続き記憶にも関与します。
単語のような陳述記憶の形成には主に関わりません。
4:○ 大脳辺縁系には海馬が含まれます。
海馬は新しい出来事や単語を記憶として定着させる働きを持ち、両側の海馬が障害されると新しいことを覚えられなくなります。
【ポイント】
陳述記憶は海馬、手続き記憶は大脳基底核と小脳が主に担います。
大脳辺縁系には海馬のほか、扁桃体や帯状回が含まれ、情動にも関わります。