正答1
解説
正解は1です。
迎随補瀉では、経脈の流れに沿って刺入すると補法、流れに逆らって刺入すると瀉法になります。
手の陽経は手から頭へ上行し、手の陰経は胸から手へ下行します。
したがって前腕にある手の陽経の経穴で肘に向けて刺入したときに補法になります。
【選択肢別解説】
1:○ この部位は手の太陽小腸経の支正です。
前腕にあり、小腸経は手から肘・肩へ上行するため、肘に向けた刺入は流れに沿う補法になります。
2:× この部位は手の厥陰心包経の郄門です。
心包経は胸から手へ下行するため、肘に向けた刺入は流れに逆らう瀉法になります。
3:× この部位は上腕にある手の少陽三焦経の清冷淵です。
肘頭より上にあるので肘に向けると手の方向への刺入となり、上行する流れに逆らう瀉法になります。
4:× この部位は上腕下端にある手の陽明大腸経の肘髎です。
大腸経は上行するため、肘の方向へ向けた刺入は流れに逆らう瀉法になります。
【ポイント】
手の三陰は胸から手、手の三陽は手から頭、足の三陽は頭から足、足の三陰は足から胸へ流れます。
迎随補瀉では「経穴がどの経に属し、肘より上か下か」を確認して刺入方向を判断します。