正答1
解説
正解は1です。
頸部・腹部・前腕・下腿の各部位で、経脈が並ぶ順序を問う問題です。
経穴を一つずつ思い浮かべると並び順を確認しやすくなります。
【選択肢別解説】
1:○ 甲状軟骨上縁の高さでは、前から胃経の人迎、大腸経の扶突、小腸経の天窓が並びます。
人迎は胸鎖乳突筋の前縁、扶突は前縁と後縁の間、天窓は後縁にあるため、大腸経は胃経と小腸経の間を上行します。
2:× 腹部では前正中線の外方0.5寸を腎経、2寸を胃経、4寸を脾経が上行します。
脾経は腎経と胃経の間ではなく、胃経より外側を通ります。
3:× 前腕後面では橈側から大腸経、三焦経、小腸経の順に並びます。
大腸経と三焦経の間ではなく、大腸経と小腸経の間を通るのが三焦経です。
4:× 下腿内側の下部では、脛骨内側面を肝経、脛骨内縁の後方を脾経、さらに後方のアキレス腱寄りを腎経が上行します。
腎経は肝経と脾経の間ではなく、最も後方を通ります。
【ポイント】
頸部は前から「胃・大腸・小腸」、前腕後面は橈側から「大腸・三焦・小腸」と覚えます。
腹部の外方距離は腎経0.5寸、胃経2寸、脾経4寸が基本です。