正答2
解説
正解は2です。
求心性神経線維は太さと伝導速度でI〜IV群に分けられます。
III群線維はAδ線維にほぼ相当する細い有髄線維で、鋭く局在のはっきりした痛み(速い痛み)や冷覚を伝えます。
【選択肢別解説】
1:× 押手の上下圧は触圧覚であり、III群ではなく太い有髄線維のII群(Aβ線維)が伝えます。
2:○ 切皮時の鋭い痛みは、瞬間的で部位のはっきりした速い痛みです。
これを伝えるのがIII群線維です。
3:× 鍼の刺入圧も触圧覚であり、III群ではなくII群(Aβ線維)が伝えます。
4:× 重だるい響き感覚は鈍く広がる感覚で、主に無髄のIV群線維(C線維)が伝えるとされます。
【ポイント】
II群(Aβ)は触圧覚、III群(Aδ)は鋭い痛み、IV群(C)は鈍い痛みや響きと対応させます。
切皮痛を減らすために、押手や鍼管で触圧刺激を加える工夫がされます。